この度はキーボード自作キットをご購入いただきありがとうございます。
組み立て前に本ビルドガイドをよく読んでいただきますよう、よろしくお願いします。
Step0 内容物の確認
はじめに下記リストの部品が不足なく入っているか確認をお願いします。不足している場合は製作者までご連絡をお願いします。
品目 | 仕様 | 個数 |
実装基板 | オリジナル | 1p |
マイコン基板 | Pro Micro互換(ファーム書込済) | 1p |
リセットスイッチ | 小型スイッチ | 1p |
ダイオード | 1N4148 | 12p |
キースイッチ | Gateron 白軸 | 12p |
キーキャップ | PBT素材 | 12p |
滑り止め | シリコーンゴム黒色 | 4p |
裏面カバー(土台)を試供品として1個同封しています。
使用に問題ないことを確認していますが、試供品につき多少の印刷不良等はご容赦ください。
Step1 Pro Micro基板の準備
Promicroは全数ファームウェハ書き込み&動作確認済みです。
書込み済みファームウェア元ファイル
故障予防のためUSBコネクタのもげ対策を推奨します。
100円ショップで売られている2液混合タイプのエポキシ接着剤でをコネクタ周辺に盛って硬化するまで待つ。
チップ抵抗やチップコンデンサ等の部品を覆っても大丈夫ですが、USBコネクタ内部に侵入したり、電極に被さったりしないように注意。
Step2 ダイオード,リセットスイッチ,マイコンピンヘッダの実装
実装基板の12箇所にダイオードを半田付け。D1,D2などの番号の印刷はありませんが、ダイオードのマークがある表面側への取り付けがおススメです。ダイオードの黒帯が印刷の白ラインと同じ向きになるように取り付け。リセットスイッチも表面にはんだ付け。
続いてマイコン用のピンヘッダを取り付け。
必ず裏面側に取り付けてください。(間違えるとキースイッチと干渉し、取り外し作業は難易度が高いです。)
ピンの短いほうを基板側に取り付けると、表面に飛び出るピンが短くなって見た目がすっきりします。
Step3 キースイッチの実装
キースイッチ12個全てを実装基板のS1~S12に取り付ける。
半田付けをする前にキースイッチにキーキャップを奥まで押し込む。
斜め方向から見てキーがキレイに整列しているか確認しながら半田付け。
半田付けの前にキーキャップを押し込んでおくことで、半田箇所に余計な力をかけるのを回避。
もし電極脚が折れていないか注意。
最後にもう一度上下左右や回転がズレているキーが無いか確認し、必要があれば半田を溶かしなおして修正。
Step4 Pro Micro基板の実装
ピンヘッダ―にPro Micro基板を取り付ける。
ProMicroを取り付けると覆い隠した箇所のスイッチの位置修正ができなくなるため、後悔しないように最終確認をします。
Step5 裏面カバーの取り付け
上方の左右2箇所、下端2箇所をねじ止めして取り付ける。
おまけのツールを使うとキースイッチの隙間にナットを保持できて作業性が良い。
裏面の四隅にシリコーンのクッションを取り付けて本体完成!
Step6 キー機能のカスタマイズ
PCに接続して本体がUSBキーボード"SHUJI"として認識されることを確認する。
① 下記リンクからキー設定ファイル(jsonファイル)をダウンロードしてローカルに保存する
キー配置設定ファイル(json)
② ChromeブラウザからReMAPにアクセスする
③ 青色のSTART REMAP FOR YOUR KEYBOARDボタンを押す
④ +キーボードをクリックして、HIDの接続を許可する
⑤ jsonファイルをドラッグして読み込ませる
⑥ 画面下部から好きな機能をドラッグし、上部の画像の配置先キー上でドロップ。
⑦ 満足いくキー設定ができたらFlashボタンを押す
これで本体の組み立てとキー機能のカスタマイズはすべて完了です。お疲れさまでした。